YDA(Yahoo!ディスプレイ広告運用型)で出稿できる面
YDAから出稿できる配信面にはさまざまなものがあります。しかしその中でも面によって効果差は存在していて、優先すべき配信面とそうでない面があるのも事実です。
この記事では配信可能な面を大きくカテゴリ分け説明したのち、優先度の考え方について紹介します。
Yahooトップページ
具体例
- https://www.yahoo.co.jp/
- https://m.yahoo.co.jp/
いわゆるYahooのトップページです。
基本的にはニュースが主なコンテンツなので、大きなサイズのバナー以外ではいかにニューズフィードに溶け込むかが重要になってきます。
トップページ最上部の専有面積の大きい面(ブランドパネルといいます)があることや↓
ニュース一覧に溶け込むような形の面↓
があることが特徴です。
Yahooドメイン配下の各種ページ
具体例
- https://news.yahoo.co.jp/
- https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
- https://sports.yahoo.co.jp/
- https://transit.yahoo.co.jp/
- https://shopping.yahoo.co.jp/
Yahooが所有する各種サービスのことです。
中でもトラフィック数が多い(=広告在庫が多い)のはYahooニュース面です。Yahooニュース面もトップページ同様にいかにニュース一覧に溶け込むような形で配信できるかが重要になります。
Yahoo社提携面
具体例
- https://www.asahi.com/
- https://cookpad.com/
- https://www.buzzfeed.com/
トップページに近ければ近いほどCVRは高くなる
例外もあるため断定することはできませんが、ほとんどの場合トップページに近ければ近いほどCTR・CVRは高くなる傾向があります。
Yahooトップページ > Yahooドメイン配下の各種ページ > Yahoo社提携面
また、Yahooドメイン配下の各種ページの中でもトップ階層に近いほうがCTR・CVRは高くなる傾向があります。
Yahooニューストップ > Yahooニュースカテゴリページ > ニュース記事ページ
こうなる理由はシンプルなもので、階層が深くなるほどユーザーの目的がはっきりしていて広告に意識が向かないからです。例えば「なんとなくニュースでも見ようとYahooニューストップページを開いたばかりのユーザー」と「気になる記事を見つけて記事を読もうとリンクをクリックしたユーザー」でCTR・CVRに差があるのは自明です。
在庫のほとんどはYahoo所有面
配信面を指定せずに広く配信した場合、インプレッションの多くは提携面ではなくYahooが直接所有するサイトに出ます。つまり誤解を恐れずに言うと、あくまでYDAとはYahooという日本最大のポータルサイトに出すための媒体と言えます。
これは決してネガティブな意味ではなく、Yahooの強みは最大最高の配信面を持っていることなのです。うまく使えば他媒体より高い費用帯効果で配信することができます。
ちなみにGDNから配信する場合でも一定の割合でYahoo所有面に広告が出ます。これはYahoo所有面が良い面であることの裏返しとも言えるでしょう。
GDN・YDAで準備すべき広告サイズ